NFTで稼ぎたいけど、やり方がわからない…。
誰かに、上手に稼ぐコツやリアルな体験談を教えてほしい…。
というお悩みを解決します。
この記事では、
をわかりやすく解説します。
この記事の1つ目の特徴は、NFTで稼げる「仕組み」や「上手に稼ぐコツ」に焦点を当てていることです。
儲けの仕組みを正しく理解することが、稼げるようになる「近道」だからです。
「NFTで稼いでみたい!」、「NFTに少しでも興味がある!」というNFT初心者・入門者の方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
きっと最小限の時間と労力で稼げる方法がわかるはずです。
NFTの稼ぎ方(代表的な4つの方法)
NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)とは、他に代替されることのない、世界で唯一無二の存在を証明されたデジタルデータのことです。
希少価値が担保されたNFTは、投資や売買の対象となります。
具体的には、おもに以下4つの領域で、NFTを通じて大金が動いています。
この後ひとつずつ詳しく見ていく中で、稼げる仕組みについても解説をしていきます。
1:「投資」(転売)で稼ぐ
1つ目は、投資(転売)で稼ぐ方法です。
たとえば、1万円で買ったNFTが1年後に100万円になっていれば、差額の99万円はあなたの利益です。
■作品事例①:Crypto Punks
投資対象になり、高値で取引されているNFT作品はたくさんあります。
代表的な作品のひとつは、「Crypto Punks」(クリプトパンクス)です。
Crypto Punksとは、Larva Labsが2017年に発表したNFTアートコレクションです。
24✕24ピクセルのデジタルキャラクター画像が、世界中に10,000個だけ存在しています。
それぞれユニークなデザインで、同じものは全く存在しないため、1つひとつに高い希少価値があります。
ピクセルアート(ドット絵)によるNFTアート作品の先駆者的な存在でもあり、3~4年前は数万円で購入できた作品が現在は数千万円以上で取引されています。
■作品事例②:Bored Ape Yacht Club(BAYC)
続いて、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」(ビーエーワイシーまたはベイシー)です。
Crypto Punksと並んで、NFT市場で高額取引されているNFTアートコレクション作品です。
Bored Ape Yacht Club(BAYC)は、Yuga Labsが2021年に発表したNFTアートコレクションです。
「退屈した猿(Bored Ape)」をモチーフとしています。
アバターとして描かれたサルは、目からレーザーを照射していたり、ヒョウ柄になっていたり、葉巻を吸っていたりと、独特な装いが特徴的です。
それぞれのNFTは表情、髪型、服装、背景色などがすべて異なっており、どれも唯一無二のものです。
1つずつの作品に高い希少性があるため、いまでは1つ数千万円で取引されています。
参考:BAYC公式サイト
以上が、投資対象になっているNFT作品の代表的な作品事例(2つ)です。
これらの作品を数年前に購入していた人は、いま売却すれば巨額の富を得られるという訳です。
将来価値があがりそうな作品を買っておけば、大きく稼げる可能性があります。
投資・転売で稼ぐ手法は、もっともシンプルで典型的なNFTでの稼ぎ方です。
■NFT関連銘柄への投資
またNFT作品に直接投資する以外にも、「NFT関連銘柄」と呼ばれるコインに投資して稼ぐ方法もあります。
たとえば、
などです。
NFT関連銘柄への投資では、以下の仕組みでお金を稼げます。
- NFT作品に人気が出る
- そのNFT作品が取引されるプラットフォームの人気が高まる
- そのプラットフォームで流通するコインの値段が上がる
という流れで、コインの値上がり益を得られます。
2:「創作」で稼ぐ
2つ目は、創作で稼ぐ方法です。
NFTでは、クリエイターが稼ぎやすいビジネスモデルを作りやすいのが特徴です。
NFTクリエイターは、以下2通りの稼ぎ方が可能です。
NFTクリエイターの稼ぎ方
- 作品を売却して得る販売収入
- 作品が二次流通するたびに得るロイヤリティ収入
上記1の販売収入は説明不要だと思います。
作った商品を引き渡す代わりにお金を頂きます。通常の物販と同じ仕組みです。
一方、上記2はNFTで特徴的な点です。
NFTでは、転売額の一部が作者に還元されるプログラムを組めます。
このプログラムにより、NFT作品が転売されるたびに流通額の一部(一定の%)が、
ロイヤリティとしてクリエイターに入金されます。
それも還元の「利率」(%)は作者自身が決められるので、
クリエイター自身が稼ぎ方を自由に決めることができるのです。
世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」では、0.5%のロイヤリティが受け取れます。
※2023年2月時点
作品事例①:Everydays – The First 5000 Days(by Beeple)
クリエイターが稼ぎやすいNFT市場には、アート制作者が多数参入しています。
これまで高値で取引された代表的なNFTひとつは、Beeple(ビープル)の作品です。
これはBeeple(ビープル)として知られるアーティストMike Winkelmann(マイク・ウィンケルマン)氏による作品です。
数年間かけて毎日描いたスケッチを集めたもので、「Everydays – The First 5000 Days(毎日 − 最初の5000日)」と題されたデジタルアート作品です。
この比較的無名のアーティストによるコラージュ作品が、オークションでは6900万ドル(約75億円)の値を付けました。
250年以上の歴史を誇るオークションハウスのChristie’s(クリスティーズ)で落札された初めての純粋なデジタル作品ということでも話題になった作品です。
作品事例②:ミック・ジャガーの新曲
クリエイターが活躍できるNFTの領域は、絵画やイラストなど「目で見るもの」ばかりではありません。
「耳で聴くもの」(音声)も、NFTになります。
イギリスのロックバンド「ローリングストーンズ」のボーカル、ミック・ジャガー氏が、新曲をNFTとしてオークション販売しました。
この取り組みは、コロナ禍で窮地に追い込まれたライブハウスを支援するという目的に、たくさんの音楽ファンから共感が集まりました。
最終的に5万ドル(約540万円)で落札されました。
作品事例③:Sultan Gustaf Al Ghozaliさんの写真集
ここまで読んだ方の中には、
一流のクリエイターでないと、NFTで稼げないのでは?
と思ったかもしれませんが、心配いりません。
海外では面白い事例があります。
作者は、インドネシアの大学生 Sultan Gustaf Al Ghozali(ゴザリ)さんです。
ゴザリさんは、18歳から22歳までの5年間、毎日PCの前で撮り溜めた自撮り写真を、NFTアートしてOpenSeaに出品しました。
ひとつ3ドルからのスタートでしたが、1,000枚ほどの写真は半数近くが売れ、どんどん値が釣り上がった結果、合計100万ドル(約1億1400万円)の値を付けました。
参考記事:『NFT化で1億円超え、男子学生の自撮り写真が話題に インドネシア』(AFPBBニュース)
このように、プロのクリエイターでなくても大金を稼げている事例はあります。
自分の作品を世の中に広めお金を稼ぐチャンスが、一般人にもあるのがNFT市場の魅力なのです。
NFT作品の創作・販売を通して、誰でもクリエイターになれる時代が到来しようとしています。
NFTアート作品は、無料のアプリやソフトを使って制作することもできます。
さっそくNFTアート作品をつくってみたい方は、以下の記事を参考にしてください。
3:「ゲーム」で稼ぐ
3つ目は、ゲームで稼ぐ方法です。
Earn」や、ゲーム(Game)と経済活動(Finance)が結びついた「GamiFi」(ゲーミファイ)という言葉も生み出しています。
従来、ゲームプレイヤーは動画配信や大会出場などしか収益化の手段はありませんでした。
つまりゲーム以外の媒体との組み合わせが必要で、お金を稼ぐハードルは高かったと言えます。
しかしNFTゲームの場合は、アイテム等を直接売買できるので、ゲーム単体でマネタイズすることができます。
NFTゲームの登場により、ゲームでお金を稼ぐハードルは一気に低くなったのです。
家でひとりでゲームをして、お金を稼げる可能性があるのですね。
またNFTゲームの中には、
という従来のゲームでは無かった遊び方ができることも、多くのゲーマーにとって魅力です。
ここから、2021〜22年の、日本のみならず世界中で人気の高かったNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)を3つ厳選して紹介します。
歴代人気NFTゲーム①:Axie Infinity
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)は、ベトナム発のNFTゲームです。
ゲーム内で仮想通貨を入手できたり、NFTのモンスターやアイテムなどを売買できたりします。
近年稼げるゲームとして人気を集めて、フィリピンではこのゲームで生計を立てる若者まで登場しています。
Axie Infinityは、「Play to Earn」(ゲームで稼ぐ)を象徴する代表的なNFTゲームです。
歴代人気NFTゲーム②:My Crypto Heroes
My Crypto Heroes(マイ・クリプト・ヒーローズ)は、日本発のNFTゲームです。
イーサリアムネットワークとPolygonネットワークのどちらかを選択して遊べます。
My Crypto Heroesは、歴史上の英雄(ヒーロー)たちを集めて、武器を装備させながら対戦させる「MMORPG」です。
ゲーム内で獲得したキャラクターや武器は、換金できます。
歴代人気NFTゲーム③:STEPN
STEPN(ステップン)は、移動することで仮想通貨を稼ぐことができるゲームです。
歩くだけでお金を稼げるSTEPNは、「Move to Earn(運動して稼ぐ)」という新しい言葉も生み出しました。
STEPNは、Solana(ソラナ)ブロックチェーン上に構築されたアプリです。
ユーザーはまずアプリ上で、「SOL」という仮想通貨を使ってNFTのスニーカーを購入します。
アプリはGPSと連動しており、歩く距離やスニーカーの種類・レベルに応じて「GST」(Green Satoshi Token)という仮想通貨を獲得できるようになっています。
運動して健康になりながら稼げるSTEPNは、2021年12月にベータ版リリース以降、日本でも大注目を集めているいま非常に人気の高い最新NFTゲームです。
現在だとスニーカー購入に約10万円程度かかりますが、1日に数千円~3万円を稼ぐことも可能です。
初期投資を回収するハードルがあまり高くない点も、人気の高い理由のひとつとなっているようです。
参考:STEPN公式サイト
以上が、
人気の高かかったNFTゲーム(厳選3つ)です。
4:「メディア運営」で稼ぐ
さいごの4つ目は、メディア運営で稼ぐ方法です。
上記「3」の代表例は、音声配信プラットフォームの「Voicy」です。
テレビに出演している有名人・著名人の他、各分野の専門家の方々が音声配信を行っています。
無料でも利用できますが、一部は「プレミアムリスナー」制度といって、月額課金制の有料プランがあります。
あなたがVoicyのパーソナリティ(話し手)になってプレミアムリスナー制度を利用すれば、毎月安定した収入が得られるのです。
しかしVoicyのパーソナリティの審査に通るのは難しく、また有料リスナーを獲得するのも大変なので、初心者むきとは言えません。
SNSで数万人のフォロワーがいるような、すでに影響力の強い方にむいている方法ですね。
反対に、上記「1」や「2」なら一般人や初心者でも取り組みやすいです。
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以上、NFTでお金を稼ぐ方法(代表的な4つ)でした。
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