【書評】『NFTの教科書』(天羽健介 著)

NFT

NFTって何? 完全初心者なのでゼロから教えてほしい。

NFTの将来性は?

関連ビジネスや投資をするときに知っておくべきことや注意点は?

こんな悩みを解決してくれる本を紹介します。

 

天羽健介さんによる『NFTの教科書』です。

 

この記事では、一部だけですが本書の特徴(魅力)を紹介します。

NFTに興味がある方は、ぜひ最後まで目を通してみて下さい。

 

本書の魅力①:NFTを幅広く学べる

書の特徴は、NFTに関連する各分野の専門家によるオムニバス形式での執筆形態です。

 

アート、ゲーム、メタバース、スポーツ、テクノロジー、法律、会計……。

さまざまな切り口から実務家や専門職の方が、NFTの現在と未来について語っています。

 

その錚々(そうそう)たるメンバーは、まさにオールスターです。

本書に登場するテーマと執筆者

■第1章 NFTビジネスの全体像

  • 【NFTの現状】天羽健介(日本暗号資産ビジネス協会 NFT部会長)
  • 【NFTの概況とマーケットプレイス】中島裕貴(コインチェック)
  • 【NFT×アート】高長徳(スマートアプリ)
  • 【NFT×メタバース】福永尚爾(BeyondConcept)
  • 【NFT×国内ゲーム】小澤孝太(CryptoGames)
  • 【NFT×海外ゲーム】セバスチャン・ボルジェ(The Sandbox)
  • 【NFT×スポーツ】アレクサンドル・ドレフュス・元木佑輔(Chiliz)
  • 【NFT×トレーディングカード】奥秋淳(コインチェック)
  • 【NFT×ファッション】平手宏志朗(Joyfa)
  • 【NFT×音楽】神名秀紀(KLEIO)
  • 【NFT×海外発NFT特化型ブロックチェーン】ミカエル・ナイーム・北原健(Dapper Labs)
  • 【NFT×日本発NFT特化型ブロックチェーン】吉田世博(HashPort)
  • 【NFTの技術的課題】善方淳(コインチェック)

■第2章 NFTの法律と会計

  • 【NFTの法律関係】増田雅史・古市啓(森・濱田松本法律事務所)
  • 【NFTの金融規制】長瀨威志・小牧俊(アンダーソン・毛利・友常法律事務所)
  • 【その他の法的諸問題】斎藤創・浅野真平・今成和樹(創・佐藤法律事務所)
  • 【NFTの会計と税務】小笠原啓祐(監査法人トーマツ)・藤井行紀(デロイト トーマツ税理士法人)

■第3章 NFTの未来

  • 【NFTと無形資産】神本侑季 (N.Avenue / CoinDesk Japan)
  • 【NFTの市場づくり】関口慶太(日本経済新聞社)
  • 【世界とNFT】ヤット・シュウ(Animoca Brands)
  • 【NFTの展望】國光宏尚(Thirdverse / FiNANCiE )

各分野の専門家がそれぞれの視点から、NFTの魅力も現在抱える問題点も指摘してくれます。

「この1冊を読めば、NFTの全体像がザックリわかる!」と言えるくらい、網羅性の高い内容になっています。

NFTの中核的な部分も周辺部分もマルっと学びたい方の入門書として、最適な1冊です。

 

本書の魅力②:NFTの最先端を知れる

もう1つの本書の特徴であり魅力は、各執筆者が全員、それぞれの分野のトップランナーであることです。

 

本書の執筆者は、業界最大手企業の幹部の方や、最先端の研究をしている著名な方々です。

この方々は、まさにいま現在進行形で進化・発展するNFTの実態を正確に捉えています。

このトップランナーたちの詳しくてわかりやすい解説を読めば、あなたもすぐにNFTの最先端情報を吸収することができるのです。

 

NFTの最先端を知ることは、最新のテクノロジーを深く理解することに直結します。

本書を読めば、最新テクノロジーを活用した未来の社会や経済を見通す力が養えるはずです

 

以上が本書の特徴・魅力です。

NFTについて「幅広く」そして「最先端を」学べる本書は、

NFT関連のビジネスや投資に興味があるすべての方、必読の書です。

 

興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。

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